朝一の水は良くないです
朝起きて、コップ一杯の水を飲む。これは今すぐやめてください。起きぬけに蛇口から出てくる水は、夜の間、水道管にたまっていたもの。一日のうちでもっとも水質のよくない水なのです。細い水道管のなかに長時間とどまっていると、管に使われている鉄や亜鉛、鉛、銅などが、水道水にとけだしてくるのです。
鉄を含んだ水は赤っぼくて、金気がしておいしくない。銅や亜鉛の場合は、渋みがあっておいしくない。鉛に限っては、長期にとり続けると障害を起こす心配があります。ただしこうした困った水も、夜間、給水管にたまった分さえ流してしまえばもう安心なのです。
そこでいずれにせよ、朝一番の水は飲まないこと。
1個建ての家ならバケツニ杯で、管が長いマンションなど集合住宅の場合なら、パケツ10杯くらい流してはじめて、たまっていた分はほぼ流れきって、新しい水になるのです。(バケツは直径二五セソチ、長さ20セソチくらいの普通のもの)
パケッ一杯が約八リットル。パケッ10杯といったら牛乳パックで80本分にもなります。流して捨てるのはもったいないですね。それなら、飲料以外の用途を考えてください。
たとえば、朝のパケツ10杯の水は、あらかじめお風呂に入れておく。赤い水が出た場合、そのままわかすと赤いお風呂になりますが、これはまさしく鉄温泉。というのも、マンションのパイプはほとんどが亜鉛引き鋼管で、赤い水はこの鉄がとけだしたもの。害はありません。夜のきれいな水でシャワーを浴びて出ればよいだけのこと。もちろん植木にやったり、金魚の水槽に入れてもOKです。
こうやって流したあとで、新しい水をコップで飲む。お茶やコーヒーを入れるのも、お米をとぐのも、みそ汁をつくるのも、新しい水を使えば安心というわけです。
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