浄水器の自作 水道水を上手に活用講座

浄水器の自作

くみおきや煮沸は毎日の手間が面倒だし、かといって今の水道水では満足できないーという場合は、もちろん市販の浄水器を利用する手もあります。ただし浄水器といえども、一度つけたらつけっぽなしではダメ。単なる気休めに終わらないためには、定期的に交換するなど、使用法をきちんと守る必要があります。
この浄水器、水をきれいにする主戦力は活性炭。となると、必ずしも買わなくても、家庭で作れるのです。材料をそろえれば、誰でも十五分あれば作れますから、一度挑戦してみる価値はあると思います。

まずは手軽に水やお茶、ジュースなどの空ペットボトルを使った手作り浄水器。
用意するものはー
●1リットルサイズのペットボトル
●活性炭約250グラム
●ガーゼ25センチ四方一枚
●ビニールホース長さ7~8センチ(金物屋でふつうに売っている直径ニセンチ弱のもの)
●ヒモか針金長さ20センチぐらい
●ピンチコックのようなもの1コ(ホースの口をしばって水量調節をするので洗濯ばさみでもかまいません)活性炭はあらかじめ洗って黒い粉を落としておきます。

作り方はー
①ペットボトルの底をナイフで切り取る。
②ボトルをさかさまにして、下にガーゼをしく。活性炭がこぼれ出ないよう、まんべんなく広げます。
③活性炭を入れる。
④ペットボトルの口にホースをつないで固定する。ホースは口の外側にはめこんでとめても、内側に差し込んでもOK。ホースが細すぎるようなら、ビニールテープを巻いて調節します。
⑤活性炭を入れ、ホースの出口にピソチコックなどで栓をすればできあがり。
⑥ボトルの上のほうに穴をあけ、ヒモや針金を通してぶら下げられるようにする。
使うときにはクギなどにぶら下げて、上から水を入れます。活性炭の量が十分なら、水を入れたあと、ホースの出口をふさいで中に水をためておく必要はありません。すぐに栓を取って、出てくる水をコップなどに受ければよいのです。上から入れた水を下から漉しだすという、まさに原始的な濾過ですが、これも立派な浄水器。
むしろ市販のよくあるタイプの浄水器よりも活性炭をたっぷり使っているので、効果は十分です。

ただし雑菌の繁殖を防ぎ、活性炭の吸着力を復活させるため、定期的な熱湯消毒を忘れずに。くみおき法に使う活性炭と同様、ガーゼにくるんで10分ほど煮立てます。一週間に一度ぐらい煮沸すれば、二年はもちます。
もうひとつ、ちょっと本格的な広ロボトルを使った蛇口直結タイプの浄水器もできます。